普段使いのものこそ「一生モノ」の逸品を!大切に使い続けたい越前打刃物の技術を使ったアイテム

2016.05.09

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フルコオリ ミノル

越前打刃物の歴史と特徴

越前打刃物の歴史と特徴

mirai-bussan.com

「越前打刃物」は、1337年(南北朝時代)京都の刀匠千代鶴国安が刀剣制作に適した地を求め、府中(現越前市)に来住し、近郷の農民のために鎌を作ったことから始まったといわれています。国安は、刀を造る度に研石を使って狛犬を彫り、井戸に沈めたといわれます。そこには、「刀は人を殺すための武器であってはならない、武士の象徴として存在してほしい」という「職人としての願い」が込められていたのです。この精神は、「最高の道具」をつくるというカタチで越前打刃物の職人達に引き継がれています。

現在の越前打刃物は、日本古来の火づくり鍛造技術、手研ぎを守りながら作り続けられています。鍛造は、日本刀を製作する上で重要な技術で、曲がらず、折れない丈夫な刃を造ります。

越前打刃物は、その歴史と技術が高く評価され、昭和54年(1979年)に、刃物産地として全国で最初に伝統的工芸品の指定を受けました。

斬新なデザインを実現した「タケフナイフビレッジ」のキッチンナイフ

斬新なデザインを実現した「タケフナイフビレッジ」のキッチンナイフ

alexcious.com

刃部からグリップまでが一体化した斬新なデザインが特徴のこのキッチンナイフは、デザインのみならず衛生的に使えるという点にも配慮されています。
タケフブランドの包丁は、川崎和男氏がデザインを手掛け、タケフナイフビレッジが鍛え上げています。デザインのみならず切れ味も素晴らしいこのナイフは、海外でも評価され、伝統の技と現代のデザインによって生まれた一生使い続けたいキッチンナイフです。

越前刃物 キッチンナイフ アルタスシリーズ Artus18

北陸福井県

ECHIZEN JAPANのキッチンナイフ/1310シリーズ「SANTOKU」

ECHIZEN JAPANのキッチンナイフ/1310シリーズ「SANTOKU」

rakuten.co.jp/

ECHIZEN JAPANの包丁のブレード素材には、世界有数の技術を持つ企業が作るクラッドメタルを使用しています。クラッドメタルとは異なる金属を重ねて鍛えることで、単一金属のそれぞれのメリットを活かしながら、金属の欠点となる性質を補い合うという性質を持った金属です。
クラッドメタルから作られるこのキッチンナイフは最高の切れ味を持続し、錆や折れ、曲がりに対して強いという特徴を持っています。

iiza 包丁 1310-180 三徳包丁 ECHIZEN JAPAN

北陸福井県

越前打刃物の技術を用いたステーショナリー レターオープナー「リコルネ LR01」

越前打刃物の技術を用いたステーショナリー レターオープナー「リコルネ LR01」

www.g-mark.org

700年の歴史を誇る越前打刃物の伝統の技術を有する「龍泉刃物」。調理用刃物を中心に製造している「龍泉刃物」は、その独自の鍛造技術で硬質材と軟質材を重ね合わせたダマスカス鋼を鍛え、磨き上げることで「龍泉輪」と呼ばれる特徴的な美しい模様を持つ刃を作り出します。ミクロン単位の凹凸によって浮き上がる模様は、鋭い切れ味を生み出しています。
この技術を用いて作られたレターオープナーが「リコルネ LR01」です。切れ味と安全性を両立させたデザインと自社開発の特殊ネジを使用することにより柄の交換、ブレードの砥ぎ直しも可能、長期に渡っての使用を実現する機能性を備えています。封を空ける時間も楽しくなるようなアイテムです。

レターオープナー【アルミモデル 】 リコルネ LR01 ・ 積層鋼70層ブレード・スタンドタイプ

北陸福井県

刃物だけじゃない、越前打刃物の鍛造技術で作られた美しいマネークリップ

刃物だけじゃない、越前打刃物の鍛造技術で作られた美しいマネークリップ

torakuma.co.jp

現在も越前打刃物は日本古来の火造り鍛造技術、手仕上の伝統を継承しながら職人によって、その技術が守られています。そんな越前において、伝統を継承しつつ、新しい血を絶えず注ぎ込む岩井刃物3代目加治岩井丈氏により、世界中のどこにもないこだわりの一品、ダマスカス鋼で仕上げたマネークリップが誕生しました。
剛柔異なる2種類の素材を積み重ね、高圧鍛造で鍛え上げられたダマスカス鋼は、程よい重厚感があり、極めて丈夫に鍛造されています。ダマスカスの生み出す幾層にも重なり鍛え上げられたミルフィーユ状の模様は、すべて異なる世界でひとつだけの美しい模様を生み出しています。嗜好品としてひとつ持ってみたいと思わせる逸品です。

越前打ち刃物 ダマスカス・マネークリップ

関東東京都 / 北陸福井県

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キュレーター

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フルコオリ ミノル

早稲田大学在学中にファッションデザインに惹かれて服作りを始め、手仕事を通してデザインの感覚を養うために縫製工場にて縫製技術・パターンを学び、アパレルメーカーへ。服をより機能的に構築するため、グラフィックデザインを始めたことがきっかけとなり他分野のデザインへも興味が強くなり、伝統工芸品のデザインの素晴らしさについても再認識。現在、グラフィックと衣裳製作を中心にフリーランスとして活動。日本の産品には各地の伝統に根付いたモノ作りの高い技術とその技術に裏付けられた素晴らしい意匠が多く見られます。そんな素晴らしい各地の産品をご紹介していきます。

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