龍泉刃物は、昭和28年(1953年)、越前の地に700年伝わる鍛造技術を用いて刃物製造を開始しました。近年では、素材特性を最大限に引き出すべく独自の熱処理・刃研ぎ・プレス・溶接の加工技術を取り入れながら刃物の可能性を拡げ、新分野としてステーキナイフなど、カトラリーへのものづくりにも着手しました。 これからも、越前に誇れるものづくりを継承し、世界に向け信頼と実績のブランドを目指します。
住所 | 〒915-0873 福井県越前市池ノ上町49-1-5 |
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電話番号 | 0778-23-3552 |
営業時間 | 月曜日~金曜日 AM8:30~PM7:00 |
ギャラリー
「越前打刃物」は、1337年(南北朝時代)京都の刀匠千代鶴国安が刀剣制作に適した地を求め、府中(現越前市)に来住し、近郷の農民のために鎌を作ったことから始まったといわれています。国安は、刀を造る度に研石を使って狛犬を彫り、井戸に沈めたといわれます。そこには、「刀は人を殺すための武器であってはならない、武士の象徴として存在してほしい」という「職人としての願い」が込められていたのです。この精神は、「最高の道具」をつくるというカタチで越前打刃物の職人達に引き継がれています。